目を見て会話、表情の使い方 20:47
人の顔を直視するには気合いが必要だ。
目を見て会話するのが苦手である。
目を見て会話と言ってもいっときも目を離さず見つめるわけではないし数秒くらいの間だと思うが、相手の目や口を見ていると感情の隅々まで読み取ってしまうような気がして申し訳なさみたいなものがよぎり、目をそらしてしまう。
(実際そこまでの読心力はないと思う)
同時に自分の考えていることも全て相手に伝わってしまいそうなのが恥ずかしい。
気心知れた家族や友人でもそう感じることがあるし、好きな人だったらなおさらだ。
飲み物を飲むタイミングでカップに顔を隠すようにしながら2秒くらい表情を見る癖みたいなものがある。
あとは自分が喋っている時に勢いに任せて(?)相手を見たり。
多分いろいろと気にしすぎだし危ない人だと思われているかもしれない。
ちなみに人と話すのが嫌いな訳ではなく、どちらかというと好きな方である。
距離が近いほど相手の顔を見られない。
目を見ると当然目が合いすぎるし、面接の練習で言われる襟元を見るというやり方、あれは変に目線が下がりすぎるように思う。
なので私は相手のおでこや前髪あたりを見るようにすることが多い。
眉間を見るようにしていた時もあったが、それだと普通に視線が合わさってしまうのでおでこに落ち着いた。
相手には顔をちゃんと見ていると思わせつつ、目をバチッと合わせないので自分は気が楽。
自分と同じく目をしっかり合わせるのが苦手な人もいるだろうし。
距離が離れているなら顔から首あたりを広くぼんやり見る感じにすると不自然な目線になりにくいように思う。
マスクを常にするようになってからこの性質は多少和らいだ。
自分の顔が人からあまり見えていないと考えると相手の顔も比較的ちゃんと見れる。
が、今度は初対面の人の顔を覚えるのが難しくなってしまった。
今新しい職場で顔と名前を記憶させている最中なので大変である。
人の顔を系統分けして覚える時がある。
友達の○○ちゃんに似ているあの同僚が××さん、とか。
芸能人のあの人と近い顔立ちの●●さん、という感じに。
マスクをしているとこの作業を目元だけですることになってしまい精度が大幅に下がった。
マスクを外した顔を見たら想像と全然違う顔つきだったりしてまた覚え直さないと!となってしまう。
口元が隠れているせいで表情を読み取るのも難しい。
特に仕事中はみんな営業スマイルがポーカーフェイスになるから余計。
笑顔の時は目が細くなって目尻が下がったり笑い皺ができたり、反論や不信感を伝えたい時は眉がキリッとしたり表情豊かな人の方が話しやすいと以前より実感するようになった。
お店の店員さんも目元まで思いっきりニコッとしてくれる人の方が安心して質問できたりして買い物もしやすい。
例えそうではなくてもこの人イライラしてる?と感じてしまうことがあり、それは目元に動きがないのが原因の一つな気がする。
マスクにサングラスまですると顔の大部分が隠れてしまうことから怪しい人と思われてしまいがちだそうだ。
想像すると確かに犯罪者感がある。
マスクにサングラスを合わせる時は色の薄い目が見えるものが良いそう。
ファッション系の動画を出している方が言っていてなるほどと思った。
自分も人と話す時、相手にかかわらず表情をしっかり作るよう意識するようになった。
笑う時は思いっきり笑い、嫌なことを言われたらヘラヘラせずしっかり真顔になる。
こう書くと顔芸の激しい人みたいだが、顔が半分隠れているのだから少々わざとらしいくらいやって良いと思う。
声の出し方もそうだ。
どうしてもマスクに遮られてモゴモゴした話し方になり、聞こえにくいし口の動きで言葉を読み取ることもできない(耳の不自由な方、以前より会話が大変になったりしているのではないだろうか)
自分は特に初対面の人には人見知りしやすい分、少しでも相手に話しやすいと思ってもらえるよう気をつけていかないとと思う。
今日食べたものは、
朝食・・・みかん
おやつ・・・カフェオレ、ブラックコーヒー
夕食・・・雑穀ご飯、野菜と豆のトマト煮込み、サラダ(ミニトマト、アボカド、オリーブ)
昨日ご飯や甘いものを食べ過ぎて反省したので控えめ。
休憩しに入ったカフェ、コーヒーが好きな味で店員さんもフレンドリー、店内の雰囲気も良く2時間くらい居座ってしまった。
鍋はやっぱりみんなで食べたい 01:09
今週のお題「鍋」
一人暮らしの鍋というと、調理が簡単、たっぷりの野菜・お肉や魚介から栄養が摂れる、安上がり・・・ありがたい料理のひとつ。
白菜、長ねぎ、豆腐あたりの食材が揃うと鍋にしたくなる。
個人的にきのこがあったら完璧。
残った半端な野菜もまとめて入れて消費できる。
いつも醤油ベースか味噌ベースばかり作っているので今年は豆乳やキムチなんかも使ってみたいと思っている。
シメはご飯と溶き卵の雑炊派。
カセットコンロがないのでテーブルとキッチンを行ったり来たりしながらの食事になってしまう。
行儀が悪いが誰も見ていないしお酒を飲みながらだと結構楽しい。
とはいえ、やっぱり鍋は友人や家族と囲んでワイワイやるのが一番。
母が作ってくれる鍋もほとんど醤油、味噌ベースのもの。
お肉も入っているが野菜や豆腐の比率が高め。
野菜が減るとどんどん追加してくれるので延々と食べてしまう。
シメは毎回卵雑炊。
(無意識に母と似たようなものを作っていたことに気付いた)
実家には冬場になると毎年登場するグリーンの大きい土鍋がある。
詳しくはわからないが何やら特殊な素材の土鍋らしく、母は蓋が欠けてしまってもアルミホイルなどで補強して大事に使っていた。
私が小さい頃購入したそうなので20年以上現役ということになる。
最近友人がおすすめだというちゃんこ鍋のお店に連れて行ってくれた。
ちゃんこ鍋は初めてだったが、どちらかというとこの日は久しぶりに友人に会えることの方が楽しみだった。
ボリュームがすごいと聞いていたので味噌ベースのちゃんこ鍋と単品でお刺身だけ注文した。
こちらの鍋の具材は野菜、しいたけ、えのき、豆腐、ホタテ、つみれ、鮭などのお魚・・・と魚介がいろいろ。
あら汁など魚介と味噌味の組み合わせは大人になってから好きになったが鍋でもやっぱり良い、そしてつみれがやたらとおいしいのだ。
友人ともつみれがおいしいと盛り上がり、食べきれるか不安になりつつ鰯つみれを追加。
シメのうどんを食べる頃には汗が出るほど体が温まり、お腹もパンパンだった。
なんだかちゃんこ鍋という料理のパワーに圧倒されたし、また強くなれるような気もした。
さすがは力士の鍋料理。
久々に友人に会え、初体験の料理と満たされた時間を過ごした。
両国の「巴潟」というお店でした。
ずいぶん前にパクチー好きの友人とパクチー鍋を食べに行ったことがある。
私はパクチーがそこまで好きではなかったのでどうしても無理だったら友人に平らげてもらおうと雑な気持ちで予約したベトナム料理店に向かった。
料理のてっぺんにパクチーが盛られているものだったが量は程々で、あの独特な香りが調度よくアクセントになってなかなかおいしかった。
むしろこのパクチー鍋のおかげで私もパクチー好きになってしまいアジア料理にはまるきっかけになった。
シメはフォーだったがこの日はおつまみもいろいろ注文していて残してしまった。
狭いお店だったがどの料理も良かったのでまた行きたい。
鍋料理の嫌なところがひとつだけある。
体がポカポカに温まって顔が真っ赤になってしまうことだ。
家族ならともかく、友人と向かい合っておしゃべりしつつ顔がテカテカで赤いのは正直恥ずかしい。
これはもうどうしようもない。
今日というか昨日食べたものは、
朝食・・・ご飯、納豆、りんご、サラダ(レタス、パプリカ)
昼食・・・唐揚げ定食(ご飯、スープ、サラダ付き)
夕食・・・りんご、ナッツ
帰りが遅い日が増えて平日の自炊が厳しい。
今週ちょこちょこコンビニにお世話になっていたら頰の皮膚が怪しい感じになってきたので気をつけなければ。
緊張を緩和したい 16:05
ご時世的に大変ではあったが運良く新しい仕事が決まり、少し前から働き始めた。
慣れないことばかりで体の疲れというよりは気疲れしてしまう日々を過ごしている。
毎日バタバタしつつも仕事自体は楽しく勉強になることばかりだし、先輩や上司はみんな優しいし、同期入社の子もいて心強いしで本当に私は恵まれている。
働き方に順応するにはまだ時間が必要だけど頑張れそうだ。
多少リラックスして仕事できるようにはなったものの、入社したばかりの職場にいる間はずっと緊張の糸が張っている。
生きていると緊張することって結構多い。
新しいクラスでさせられる自己紹介、友達のいない休み時間。
元気で厳しい先輩方に圧倒される部活。年に数回ある発表会やコンクール。
知らない学校の教室で知らない生徒に囲まれての受験。
バイト先の面接、そのバイト先に突然社長が現れた時。
言われたこと意外の仕事ができず無駄にオロオロしてしまう。
ガスコンロの取り付けを一人でやった時。
初めて自分で飛行機の予約を取り出かける旅行。
「緊張」という経験から逃れることも、慣れることもできないと思う。
緊張するのは当たり前だけれど、力が入りすぎて空回りしたり変な失敗に繋がってしまうことがあるので少しでも気持ちを軽くしたい。
新しい環境に身を置くときの緊張はどこからくるのか考えた。
【1】不安→緊張に変換される
わからないことだらけというのは不安になるものだ。
この書類は誰に承認をもらえばいいのか、備品はどこにあるのか、それとも買うのか、買うなら経費精算はどうするのか、先輩に聞くか、なんだか忙しそうだ、内線で総務に聞こうか、誰に声をかけるのが一番良いのか、明日まで一旦放置しておくか。
そんなこと一声かければ解決することではあるのだがどうしても周りの空気を読もうとしてしまう。
誰に何を聞いたら良いのかもわからない。何もわからない。
そんな中で失敗しないか、やらかさないかも不安だ。
どこまでのミスなら許容範囲なのかという線引きもわからないのでいっときも脱力できない。
私は「変な質問なんですけど」とか、「初めてなのでよくわからないのですが」みたいなハードルを下げまくる一言を質問の前に言うようにしている。
質問だけを相手にぶつけるより、ワンクッションおいたほうが相手も回答しやすくなるし、「最初はわからないよね」みたいに会話が生まれることもある。
あと、このワンフレーズがあることで質問することの負荷が少し軽くなる気がする。
「○○がわからないんですけど誰に確認したら良いですか」なんかも使いやすいように思う。
前職で自分が先輩側だった時のことを思い出すと、質問を受けて迷惑だと思ったことはないし新入社員は些細なことでも聞いてくるのは当たり前、むしろ頼ってくれて嬉しいくらいに感じていたかも。
【2】やる気→緊張に変換される
少し前に耳にしてなるほど、と思ったこと。
緊張しているということ=やる気がある、なんだそうだ。
わからないことがあったり失敗しないか不安で緊張するというのは、裏を返せばやる気に満ち溢れているということ。
わからなくても適当でいいや、という雑な気持ちでいるのに緊張はする、なんてことはないと思う。
緊張するのは決して悪いことではないしそういう姿を先輩に見せることも大事だという。
あの新人は真面目だと思ってもらえるし先輩にとっても初心を思い出すきっかけになり周りにも良い影響になる。
緊張すること自体悪いことではない。
【3】周りの人間を敵だと考えてしまう
入りたての環境で信用できる人なんてすぐに見つかられないし最悪いないかもしれない。
優しそうに見えるあの先輩だって何を考えているのかわかったものではない。
個人の売り上げ目標だったり社内のランキングなんかがあって同期をライバル視、勢い余って敵視することもあるかもしれない。
それでも、まずは周りの人間が「敵」ではなく「仲間」と認識することが緊張を緩める一歩であると思う。
冷静に考えたら同じ会社の同じ部署の人間、敵なんていないはずである。
個人の小さい目標の先には組織の大きい目標がある。
一人でどうにもできなくなった時に助けてくれるかもしれない人たち。
そう考えられるようになってからだいぶ楽になった。
新人なんて周りに思いっきり頼りまくればいいのだ。
原因を探ったら心が少し軽くなった。
緊張をゼロにはできないが、自分のために程々に開き直ったりしながら働かないとなと思う。
今日食べたもの
朝食兼昼食・・・フォー、みかん
おやつ・・・ミックスナッツ、豆乳
ウェイパーや醤油でめんつゆを作ったらものすごくしょっぱくなってしまった。
平日にゆっくり料理ができなくなってきたので、久しぶりの自炊は楽しい。
部屋の花の威圧感 23:19
お祝いや別れの時など花を頂くことがあるが、それ自体は素直に嬉しい。
花は可愛くて綺麗で美しいと思う。
道端に咲く名もなき小さな花の力強さから勇気をもらい、季節の訪れを感じ、鼻をかすめる香りに思わず深呼吸する。
個人的にこれらは屋外だからこそ心地よく感じられるものだと思う。
どうも最近花を花瓶などに生けて室内に飾るのが苦手である。
まず毎日水を変えてやらなければならないのが面倒臭い。
一瞬で終わる作業だけれど、花瓶がいくつもあったりするとなかなか手間がかかる。
冷たい水が手荒れの原因になって辛い。
季節や天気によって数時間で蕾が突然開花したりして、もちろん綺麗ではあるが変化の早さに脳がついていかず気持ち悪く感じてしまう。
恩田陸の作品で「百合は爆発するように咲く」というような表現を見たことがあるが本当にその通りだと思う。
そうして花びらは散り、テーブルが花粉まみれになるので掃除。
枯れたら新聞紙に包んで捨てる。
楽しませてくれる反面やることが多い。
勝手に家に来て勝手に咲いて枯れて片付けだけ押し付けられているような気になってしまう。
自分で言っておいて最低である。
文章を打ち込みながら自己嫌悪に陥っている。
話が少し逸れるが、スーパーに売っている豆苗。
根を水に浸けておくとまた芽が出てきて食べることができるが、あれも成長が早くて気持ち悪かった。
芽が全員窓の方向を向いているのもゾワゾワした。
あげく生食でも火を通してもおいしいと思えず買わなくなった。
室内に花の香りがするのも苦手だ。
花の甘い香りの中の微量の青臭さは室内だと少々ウッとなる。
外ではいい香りだと感じるのにこうも感じ方が変わるのかと思う。
多分、声も出さず大人しくしていること、生命力の強さをギャップとして捉えている。そのギャップが気持ち悪く感じる原因のひとつのようだ。
ぼんやり生活しているせいか花の美しさと力強さに圧倒されて疲れてしまう。
あの美しさと力強さに嫉妬でもしているのだろうか。
今日食べたものは、
朝食・・・納豆アボカド丼、りんご半分
昼食・・・カオマンガイ、スープ
夕食・・・蒸し野菜と豆腐、ミニトマトとオリーブのサラダ、豆乳
外でカオマンガイを食べたが、鶏胸肉はしっとり柔らかく、出汁の染み込んだご飯の味も調度よく美味しかった。
貯金箱を開ける 22:49
長いこと500円玉貯金をしている。
貯金箱を手に入れたからなんとなく始めただけで惰性で7年くらいやっている。
母が郵便局でもらってきたという陶器のポスト型のものでなかなか可愛い。
小さい貯金箱なので貯まる金額は毎回25,000円前後。
ちゃんと計算していないが累計で十万円以上は貯めている。
お釣りで500円玉が帰ってくるようにしたり、財布に500円玉があったらなるべく使わず済むよう支払う癖が付いている。
計算が大の苦手で有人レジだと慌ててしまうが、今はセルフレジが普及したおかげで落ち着いて計算でき助かっている。
先日貯金箱に500円玉を入れようとすると、なんと中身がいっぱいになっていて一枚も入る隙がない。
細長い穴から覗くとお金がみちみちに詰まっている。
詰まりすぎて中身を取り出すのも少々大変だったくらい。
数えるとぴったり四万円だった、これまでで最高金額で一人でテンションが上がってしまった。
これまでの脇の甘い貯金を反省し、これからは貯金箱がみちみちギチギチになるまで500円玉を詰め込んでいかなければと新しい目標ができる。
貯めた500円玉はポーチなどに入れて持ち出しATMで預け入れるのだが、いつもの荷物にプラスで大量の小銭が鞄に入っていると結構重い。
今回は最高金額とあってより重量感がある。
この作業は毎回肩がこるが嬉しい重みだなとしみじみした。
今日食べたもの
朝食兼昼食・・・野菜、きのこのトマトスパゲティ
おやつ・・・さつまいもと胡麻のパウンドケーキ
さつまいもでお菓子を作ろうと思い立ち、久しぶりにパウンドケーキを焼いた。
芋がホクホクで自分好みにおいしく焼きあがった。
胡麻の香りが思ったより飛んでしまったのが心残り。
夕方くらいのおやつのあと昼寝をしてしまい夕ご飯のタイミングを失った。
突然の抜歯 23:57
少し前から右側の奥歯あたりに違和感を感じていたが、ひどく痛いわけでもないし食事に不自由するわけでもないのでいつもより気持ちしっかり歯磨きをしつつ放っておいた。
先週末頃突然軽い痛みを感じるようになり、鏡で見ると歯茎が白っぽく腫れていてびっくりしてしまった。
週明け、かかりつけの歯科に電話をしたがどうも忙しいらしく、しばらく予約が取れないと申し訳なさそうに言われて一瞬途方に暮れた。
仕方なく別の歯科に電話をしてみると幸いにもすぐに診てくれるとのこと。
朝一で行くことにした。
診察をしてレントゲンを撮る。
歯磨きのしにくい右の親知らず近くの歯茎が慢性的に炎症を起こしているという。
普段は痛みを感じないが疲れやストレスが原因で急に痛みが出たり腫れたりするそう。
かかりつけの歯科でも同じ内容で気をつけるように言われていた。
今日は腫れを抑える治療だけにするか、それともこの機会に親知らずを抜いてはどうかと提案された。
親知らずを抜いてしまえば奥の方が磨きやすくなって虫歯や歯周病の予防になるという。
なんとなく親知らずを抜くことになるのではと予想はしていたが、実際に提案された時の精神的な衝撃はなかなか重いものだった。
処置自体は麻酔をするので痛みはなくかかる時間も30分程度である事、麻酔が切れた後も痛み止めを出すので大丈夫、後日様子見と消毒もしますよと説明してもらいやっと「今日抜きます」と返事をした。
抜歯は本当にあっという間に終わり痛みも一切感じなかった。
麻酔の注射が多少痛かったのと、抜く時の圧力に少々びっくりしたくらいで本当に30分以内で完了した。
ガーゼの上にのせられた抜いた親知らずを医師が見せてくれた。
抜かれたての血液が付いている歯は思っていたより大きく立派で、なんだかもったいないような変な喪失感に襲われた。
今日は運動やお酒は控えるようにと言われ、痛み止めをもらいそのまますぐ帰宅する事ができた。
その日は常に口の中が血の味がするうえ麻酔が切れたタイミングで少し痛むようになり、食事をする気になれずぐったりしていた。
指で恐る恐る歯茎に触れると穴があいているのがわかる。
その指を見ると血が付いておりゾッとした。
それでも翌日には血も止まり、気分もよくなって普段通りの生活に戻る事ができた。
改めて抜歯した歯科のホームページを見ると、担当してくださった院長はもともと口腔外科専門で親知らずの抜歯を得意としていると紹介されていた。
たまたまこちらの病院ですぐに治療ができ運が良かったのかもしれない。
あれから数日たった。
抜いた部分にはまだ穴が残っている。
自然に埋まるまでには一ヶ月ほどかかるそうだ。
食べたものが周辺に挟まるのが煩わしく左側で噛む癖が付いてしまった。
腫れは無事治り奥歯の歯磨きは本当に楽になり抜いて良かったと思う反面、もともといらない歯であるとはいえ無理やり引っこ抜かれたのかと思うと妙な喪失感がよぎる。
穴が埋まる頃にはこのよくわからない気持ちも忘れられるだろうか。
今日食べたものは、
朝食・・・ヨーグルト(オートミール、冷凍ブルーベリー、りんご)
夕食・・・トマトリゾット、野菜スープ
さつまいもが大好き 23:57
今週のお題「いも」
母からさつまいもを送るけど何個ぐらい食べるかと連絡がきて、私の今年のイモスイッチがオンになった。
食べきれないし3本とかでいいよなんて言いながら、本心は送れるだけ送ってください、残さず頂きます、頂きたいです、毎年ありがとうございます。
寒い時期にさつまいもを食べるのがとにかく大好きである。
夏は存在すら忘れているが、気温が下がってくるとそろそろさつまいもの季節だなとそわそわしてくる。
食べきれないと言いつつ、イモというものはその辺に置きっぱなしでも結構日持ちするし食べ応えもあるので一人暮らしにはありがたい食材のひとつ。
さつまいもに至ってはしばらく放置しておいたほうが甘みが増しておいしくなる。
小さい頃食べた、焚き火の中で焼いてもらった焼き芋の味が忘れられない。
完全に焦げた皮をパリパリと剥いていくと内側の黄色い身が縦にホロホロと割れる。
甘い香りの中に灰の焦げ臭い匂いをかすかに感じる。
皮と身の境目あたりが特に黄色が鮮やかで柔らかく、一番おいしい部分。
学校の行事だったのか、近所のおばあちゃんがくれたのか、食べるに至った経緯は全く覚えていないが焼き芋そのものの記憶はむしろ鮮明だ。
焚き火の焼き芋はもう何年もお目にかかっていない。
寒い時期に実家に帰ると、母がアルミ箔で包んださつまいもを石油ストーブの上に置いておくという方法で焼き芋を作ってくれる。
何分放置しておくのか、どのタイミングでひっくり返すのか、母の体内時計に任せているがいつもちょうどよく火が通っている。
うまくいくと焚き火の焼き芋のような焦げた部分ができておりやはりそこが一番甘い。
母と石油ストーブの前でイモを半分こし、温かいお茶を飲みながら近況報告をするのが恒例だ。
家に一人の時は炊飯器で焼き芋もどきを作る。
さつまいもをよく洗って炊飯器に入るサイズに切る。
炊飯器にさつまいもと水を少し入れ炊飯すると、しっとり柔らかい蒸かし芋のようになる。
一本丸ごと炊飯しようとすると中まで火が通らなかったりボソボソになったりする。
3〜5等分に切ると内側までしっとりしたものができる。
検索すると詳しいやり方が出てきます。
スーパーの焼き芋コーナーのものを一度だけ買ったことがある。
その時は運悪く細長い個体を引いてしまった。
紙袋に入っていて中身を確認できなかったのだ。
味は悪くなかったが焼き芋を頬張るあの感じがなく不完全燃焼のまま食べ終えることになった。
売り場に漂う良い香りに我慢できず買った結果がこれで本当に悔しかった。
理不尽だがあれ以来スーパーの焼き芋は無視するようになった。
そして今週、母からさつまいもが届いた。
なんだかんだで6本ある。
今年はどう料理して食べようか。
今日食べたものは、
朝食・・・りんご、ヨーグルト(オートミール)
昼食・・・雑穀ご飯、納豆、白菜サラダ
おやつ・・・どら焼き、ゼリー
夕食は友人と鍋料理のお店に出かけた。
締めのうどんまで食べて体が温まってポカポカだ。
いろんな食べ物がおいしくてダイエット中なのを完全に忘れている。