かわいい高齢者になるには

ぼんやりしていたらお題が更新されてしまった。

今更だけど気にせず、前回のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」について。

 

 

私の死んだおばあちゃんはとってもかわいかった。

見た目も性格も大好きでいずれはおばあちゃんみたいなおばあちゃんになりたいと思っている。

どこがかわいいと思えるポイントだったのか思い出してみる。

 

まず、見た目。

小柄で細身な体型、腰が曲がっていたが大きな病気もなく健康体。

髪に気を使っていたようで、よく「パーマ屋さんに行ってくる」と言って出掛けていた。

白髪染めは自宅の庭の隅っこで近所の仲の良いおばあさんにやってもらっていた。

生き生きとした黒髪で、程よくふわふわしたショートヘア。

無理やり若作りしているのとは違って自然な綺麗さだった。

 

大きい声を出さない。

どちらかというと大人しい性格なのと、耳の不調がなかったためか常に穏やかに話す。

仕方のないこととわかってはいるが外で大声で話すお年寄りを目撃すると微妙な気持ちになってしまう。

 

ほどほどに強気。

孫である私に対してはもちろん優しく、感情的になりやすい私の母ともうまくやっていたように見える。

しかし、おじいちゃんに対してだけは強気に構えているようだった。

おじいちゃんはおばあちゃんに対して嫌味のような言葉をかけることがあった。

おばあちゃんはいつもそれに対して「はいはい」と取り合うことなく文字通り受け流す。

言い返すことも、逆に謝るようなこともしないためおじいちゃんは黙るしかない。

平静なおばあちゃんを見ているとなんだか誇らしかった。

 

とはいえ、二人は仲が悪かったとかそういう訳ではない。

夕方になるといつも二人でこたつに入り、お茶を飲みながら相撲を見ていた。

小さい私はよくその部屋に乱入し肩もみの真似ごとをしたり、おやつをもらったり、じゃんけん遊びをしておばあちゃんのチョキの形がおかしいと笑ったりして楽しんだ。

どれくらい早く拍手ができるか競うよくわからない遊びもした。

 

 

思い出話は一旦置いておいて。

つまり私が私の理想とするおばあちゃんを目指すにあたり、気をつけるのは

・若作りはほどほどに。顔のシワより髪型に気を使うこと。

・耳の健康をなるべく保つこと。

・理不尽なことは相手にぜず心の平静を保つこと。

ひとまずこのあたりだろうか。

学ぶべきことはまだまだありそう。

 

 

今日食べたものは、

朝食・・・梨、グレープフルーツ

昼食・・・納豆巻き、レタス

おやつ・・・ヨーグルト(黒ごまきな粉、蜂蜜)

夕食・・・雑穀ご飯、納豆、アボカド

 

やる気のない1日だった。

そろそろスーパーに行かなければ。