カラオケじゃないんだから

この部屋に越してきてしばらくした頃、隣の部屋のベランダに私の好きなバンドSのTシャツが干してあるのを見かけた。

別の日に、そこの住人がSの歌を歌いながら帰宅する音を聞いた。

下手なくせによく通る声で熱唱し、部屋から出て行ったり帰ってきたりする音をここ数年で何度か聞いた。

Sの曲だ、とわかったのは1〜2回のみで、あとは何の歌なのかよくわからない。

 

最近は、下の部屋の住人がこれまた私の好きなバンドUの曲を歌っている声が聞こえる。

Uのボーカルは声が軽やかで高めな声質。

下の住人はそれに似せたいのか妙な裏声で歌っていてこちらも下手くそだと思う。

 

自己満足で歌っている自身の変な声が他人に聞こえていたらと考えて鼻歌すらできない私からしたら理解できない人達だ。

しかし、話したことはないものの趣味が近い人達が近くにいるというのは何だか嬉しくもある。

壁や床の向こう側から歌声が聞こえるたびに複雑な気持ちにさせられる。

 

 

今日は原田マハさんの「楽園のカンヴァス」を読み始めた。

前読んだのは去年くらいだったか。

他の作品も読みたいと思いつつ「楽園のカンヴァス」と「サロメ」を読んで何だか満たされてしまい、そのままになってる。

 

 

食べたものは

朝食・・・アボカドに醤油麹をかけたもの

昼食・・・なすときのこのクリームパスタ、レタスのサラダ

おやつ・・・豆乳で作ったラッシーもどき、ナッツ

夕食・・・レタスの海苔巻き、ヨーグルト(黒ごまきな粉、蜂蜜)

 

まともな料理は1日一回しかできないことに気がついた。