ロシアのごはん 20:40

少し前、ロシア料理をお店で初めて食べた。

そもそもロシア料理のお店があるということを知らなかったというか、ロシア料理を食べに行くという発想がなかった。

友人とその場のノリで行ったのでどんなものかとドキドキしたが店を出るときは二人して大満足!という感じだった。

 

 

「モルス」

お酒がきついものしかなかったのでクランベリーのソフトドリンクにした。

ベリーがたっぷり入っていて酸味は控えめでしっかり甘い。

 

フレーバーウォッカがいろいろあって試してみたかったがショットでしか注文できなさそうだったのでやめた。

ロシア人ってこんなのを平然と飲んでるんだろうか。

 

「セリョートカ」

ニシンの塩漬け。

ものすごくしょっぱいが付け合わせの野菜と食べるとちょうど良い。

おつまみにぴったり。

野菜やきのこの塩漬けなんかもありました。

 

ピロシキ

ひき肉入り揚げパン。

春雨も入っていて春巻きの具みたい。

脂っこすぎず過去に食べた揚げパンの中で一番好きな味。

 

ビーフストロガノフ」

名前だけは知っていて勝手にハヤシライスのようなものを想像しつつ待っていたら、クリーム煮が運ばれてきてびっくりした。

煮込まれている牛肉は脂部分も多かったが柔らかくて食べやすい。

ハーブも効いてる。

 

ボルシチ

お肉、ビーツのトマトスープ。

ビーツの汁のせいか普通のトマトスープより鮮やかな赤、酸味もちょっと独特な感じ。

人参がホロホロに柔らかくなってた。

 

スメタナ」というサワークリームのようなものとディルの葉が多くの料理に添えられている。

スメタナは硬めのヨーグルトっぽい。

ボルシチの味変として特に相性が良いなと思った。

 

 

お店にはロシアの民芸品がいろいろ飾られていて、そういえばマトリョーシカってなんで作られたんだ?という話になった。

ハニワみたいにお墓に入れられたり占いに使われたりしていたのが装飾品として使われるようになったのかと想像していたが、後々調べてみると作られ始めたのは1900年頃。

ロシアの古典文化の復興のため活動していた人物が箱根の入れ子式人形から着想を得て作ったのが初めらしい。

意外と新しいものだということと、日本がルーツになっているとは驚き。

 

 

店員のおじ様達の接客も気持ちよく、友人が質問をするといろいろとわかりやすく教えてくれた。

やけに空いていてこれがデフォルトなのか、ご時世的なものなのか心配。

ランチやテイクアウトもやっているようだし近くに寄ったらまた行こう。

高田馬場の「チャイカ」というお店です。

 

 

そんなこんなで最近はロシア料理が気になっており、数日前初めてボルシチを作った。

いつもスープを作る時とほぼ同じ手順で、多少アバウトに作っても失敗しない。

ビーツの酢漬けさえ手に入ればすぐ作れる。

今度牛肉を買ったらビーフストロガノフに挑戦しよう。

 

 

今日食べたものは、

朝食・・・アボカド豆腐、柿半分

昼食・・・まぐろ納豆丼

おやつ・・・ヨーグルト(オートミール)、ミックスナッツ、バナナ

夕食・・・アボカドとまぐろ漬け丼、野菜の味噌汁

 

近所のスーパーのまぐろの切り落としがおいしく、割引シールが貼られているとつい買ってしまう。