さつまいもが大好き 23:57

 

今週のお題「いも」

 

母からさつまいもを送るけど何個ぐらい食べるかと連絡がきて、私の今年のイモスイッチがオンになった。

食べきれないし3本とかでいいよなんて言いながら、本心は送れるだけ送ってください、残さず頂きます、頂きたいです、毎年ありがとうございます。

寒い時期にさつまいもを食べるのがとにかく大好きである。

夏は存在すら忘れているが、気温が下がってくるとそろそろさつまいもの季節だなとそわそわしてくる。

 

食べきれないと言いつつ、イモというものはその辺に置きっぱなしでも結構日持ちするし食べ応えもあるので一人暮らしにはありがたい食材のひとつ。

さつまいもに至ってはしばらく放置しておいたほうが甘みが増しておいしくなる。

 

小さい頃食べた、焚き火の中で焼いてもらった焼き芋の味が忘れられない。

完全に焦げた皮をパリパリと剥いていくと内側の黄色い身が縦にホロホロと割れる。

甘い香りの中に灰の焦げ臭い匂いをかすかに感じる。

皮と身の境目あたりが特に黄色が鮮やかで柔らかく、一番おいしい部分。

学校の行事だったのか、近所のおばあちゃんがくれたのか、食べるに至った経緯は全く覚えていないが焼き芋そのものの記憶はむしろ鮮明だ。

焚き火の焼き芋はもう何年もお目にかかっていない。

 

寒い時期に実家に帰ると、母がアルミ箔で包んださつまいもを石油ストーブの上に置いておくという方法で焼き芋を作ってくれる。

何分放置しておくのか、どのタイミングでひっくり返すのか、母の体内時計に任せているがいつもちょうどよく火が通っている。

うまくいくと焚き火の焼き芋のような焦げた部分ができておりやはりそこが一番甘い。

母と石油ストーブの前でイモを半分こし、温かいお茶を飲みながら近況報告をするのが恒例だ。

 

家に一人の時は炊飯器で焼き芋もどきを作る。

さつまいもをよく洗って炊飯器に入るサイズに切る。

炊飯器にさつまいもと水を少し入れ炊飯すると、しっとり柔らかい蒸かし芋のようになる。

一本丸ごと炊飯しようとすると中まで火が通らなかったりボソボソになったりする。

3〜5等分に切ると内側までしっとりしたものができる。

検索すると詳しいやり方が出てきます。

 

スーパーの焼き芋コーナーのものを一度だけ買ったことがある。

その時は運悪く細長い個体を引いてしまった。

紙袋に入っていて中身を確認できなかったのだ。

味は悪くなかったが焼き芋を頬張るあの感じがなく不完全燃焼のまま食べ終えることになった。

売り場に漂う良い香りに我慢できず買った結果がこれで本当に悔しかった。

理不尽だがあれ以来スーパーの焼き芋は無視するようになった。

 

そして今週、母からさつまいもが届いた。

なんだかんだで6本ある。

今年はどう料理して食べようか。

 

 

今日食べたものは、

朝食・・・りんご、ヨーグルト(オートミール)

昼食・・・雑穀ご飯、納豆、白菜サラダ

おやつ・・・どら焼き、ゼリー

 

夕食は友人と鍋料理のお店に出かけた。

締めのうどんまで食べて体が温まってポカポカだ。

いろんな食べ物がおいしくてダイエット中なのを完全に忘れている。