駅前のカフェチェーン店 20:50
一人で歩き回っているとふとしたタイミングでどっと疲れがくる。
帰ろうにも今はもう歩きたくない、一旦どこかで休憩したい、とにかく座りたいと思う。
体と一緒に頭も疲れているので周辺のお店の場所やら営業時間やらを調べるのも億劫という有様。
こういう時、使い慣れたチェーンのカフェがあるととっても助かる。
都心のよく利用する駅には徒歩圏内に何かしらのカフェや喫茶店があるので私はあらかじめ出かけるエリアや最寄駅に困ったらここ、という現地妻的なお店を把握しておくようにしている。
行きつけの個人店で店主こだわりのメニューを楽しむのももちろん良いが、今回はチェーン店に焦点を当ててみた。
DOUTOR (ドトール)
本当にどこにでもあるドトール。
よく利用する店舗のカウンター席はテーブルの下の荷物置き、この板が水平ではなく斜めに設置されており荷物を入れるのが楽でにとても便利。
テーブル下の荷物置きは手元すぐにバッグを置いておけるというのが安心できて良い。
斜めの荷物置きはドトールのこの店舗でしか見たことがないが他店にもあるのだろうか。
迷ったら季節限定のものを選ぶ。
絶対においしい、ハズレだと思ったことがない。
定番のエビ、アボカド、サーモンのものは少し生くささを感じるが無性に食べたくなる時がある。
ミラノサンドとドリンクのセットは食事としては物足りなさがあるが、お昼を食べすぎると午後眠たくなってしまうことを考慮するとちょうど良いボリュームだと思う。
豆乳のカフェラテ、豆乳のミルクティーがレギュラーメニューにあるのも嬉しい。
職場近くにドトールがあった時はランチや待ち合わせ前の時間調整のため週に何度もお世話になった。
TULL'S COFFEE (タリーズ)
タリーズとドトールがあったら正直タリーズを選んでしまうことが多い。
タリーズの方が雰囲気的にまったりしやすく、椅子の座り心地も良い気がする。
店員さんもスタバほどフレンドリーではないがにこやかに対応してくれる。
私の好きなメニューはチャイミルクティー。
甘みとスパイスの組み合わせは本当に元気が出る。
小腹がすいている時は温めてもらったスコーンもプラスし、これで完全復活できる。
近々職場が変わるのだが、最寄駅にタリーズがあるので利用が増えそう。
Soup Stock Tokyo (スープストックトーキョー)
なんだか寒い、そんな時に嬉しいお店。
カフェのフードはサンドイッチや甘いもの、パスタが多い中スープがメインというのは珍しい。
肉や野菜、具がしっかり入っているのでご飯やパンとセットにすればバランスの良い食事になるし、比較的罪悪感の少なく済むお店だ。
冬に外を歩いて体が冷えてしまった時、店舗も他店に比べて少ないスープストックを見つけると本当にありがたい気持ちになる。
そういえば男性客が入っているのを一度も見たことがないが、女性向けで軽食というイメージが浸透しているからか。
ご飯の大盛りが無料だし、スープも具材たっぷり、実はカレーライスがおいしかったりするので性別問わずおすすめしたいお店だと個人的には思うのだが。
PRONTO (プロント)
初めてプロントに行ったのは高校生の頃、友人と遊びに出かけた先の高架下にある店舗で一緒にパスタを食べた。
電車が来るたび上から地響きのような音がしてかすかに揺れを感じたのを覚えている。
サーモンとアボカドのパスタを食べた記憶があるが、調べて見たら同じものはないようだった。
ここはパスタのメニューがたくさん、季節限定もあるので案外飽きない。
超おいしい、とは言わないが味覚も空腹もちゃんと満たしてくれる。
公式アプリに「プロントン」という豚モチーフのキャラクターがいる。
二足で直立していて手の使い方が完全に人間、口と目の位置が何だかやばい、全裸(豚なので全身ピンク)なのも相まって可愛いくはあるがどうも生々しい。
クーポン届きまプ!とか言ってアプリの盛り上げ役になっているそうだ。
下調べを頑張らなくとも頭を使わずフラッと行くことができ、いつものメニューがあり、疲れと空腹をほどほどに癒してくれる。
チェーン店の本当にありがたいところだ。
社会情勢や天気、いろんな要因に左右されやすい業界なんだというのはここ数年で実感した。
社員はもちろんだが実際に接客をする店舗勤務の方は最近は得に大変なんだろうと思う。
「いつも同じ」であることに感謝しつつ、ささやかな応援の気持ちも込めて今後も利用したいと思う。
今日食べたものは、
朝食・・・りんご、ラッシー
おやつ・・・抹茶カステラ、紅茶
昼食・・・雑穀ご飯、納豆、味噌汁(もやし、油揚げ、卵)
おやつ・・・ミックスナッツ
夕食・・・雑炊、キャベツのサラダ、りんご